花粉症と免疫力
その人が持つ免疫力には違いがあり、あまり免疫力がない人は花粉症が悪化する可能性があります。
一番注意が必要なのは、大人よりも免疫力の少ない子供についてで、子供の花粉症の場合は酷い症状になることがあります。
一般的な大人の免疫力があれば花粉アレルギーにも対処できるのですが、子供はそのようなことがそう簡単にはできないばかりか、花粉症に有効とされる強力な薬が使用不可能な場合があるのです。
基本的に、手洗い、うがいは必ず行い、帰宅後は玄関前で服の花粉を落としてから家に入るというルールを作りましょう。
そして、子供が普段遊んでいる場所に花粉症の元になる植物が生えていることが分かったら、他の遊び場を見つけることや、強風のため花粉が大量に飛んでいる日は屋内で遊んでもらうようにしましょう。
このような対策が取れない状況ならば、マスクをつけて外に行くことでも効果はあります。
眼や鼻がムズムズすると、いてもたってもいられなくなって、こすってしまう子供も存在しますが、そのような行為により鼻や目を痛める危険があります。
ことさらに眼は、刺激を与えることで視力にも影響しますので、花粉症から眼をガードする目的でゴーグルをかけさせるようにしてみてはいかがでしょうか。
子供は元気に遊んで服を汚すことも多いですが、花粉症対策として洗濯物は外には干さずに室内で乾かすようにしましょう。
花粉が多い時期に外で乾かそうとすると、洗濯物を室内に入れるとき花粉も一緒に部屋に入れることになるからです。
